『みんなの有機農業技術大事典』発刊記念 連続講座シリーズ2

連続講座 みんなで有機のイネつくり(全3回)

※『みんなの有機農業技術大事典』をすでにお持ちの方または同時購入の方、全3回の通しチケットをお申し込みの方は、参加費の割引があります!下部のご案内を参照ください。

 農文協は、農家が培ってきた有機農業の集大成『みんなの有機農業技術大事典』を3月10日に発売しました。その刊行を記念して1~3月に開催した連続講座「耕さない農業」には、のべ200人が集まりました。

 その第2弾として、「稲作」をテーマに連続講座を開催する運びとなりました。

 いま、米不足と米価高騰で「米」「稲作」がにわかに社会的注目を集めています。一方、肥料・農薬など資材費の高騰が農家経営を圧迫しており、また気候の極端な高温化や新しい病害虫の発生などの難しい条件が発生しています。これからの持続可能な稲作のやり方とは……?

 半世紀以上にわたって蓄積されてきた有機稲作の技術が、そのひとつの解になるでしょう。イネの生理に学び、イネを健康に育てることで、労力と経費をかけず、農薬に頼らないで安定生産する。また、田んぼの生きものの多様性を保全し、生きものと一緒に農業をする―。

 『みんなの有機農業技術大事典』には、そのような技術と農家事例が満載です。執筆陣が、実践してきた技術と知見を語りつくします。

みんなの有機農業技術大事典
共通技術編・作物別編
(2分冊・分売不可)
★2025年3月10日刊行★
定価44,000円 (税込)
※画像をクリックすると、
特設サイトをご覧いただけます。

第1回 除草剤を使わないイネつくり

6月26日(木)  15:00~17:00

舘野廣幸⽒(⺠間稲作研究所 理事長・有機農家)
川俣⽂⼈⽒(⺠間稲作研究所 技術担当)

舘野廣幸⽒
(⺠間稲作研究所 理事長・有機農家)
川俣⽂⼈⽒
(⺠間稲作研究所 技術担当)

 有機稲作の技術を30年にわたって探求してきた民間稲作研究所の会場から発信。複数回代かきや成苗利用など、多様な水田生物を活かした抑草法と安定多収の実際に迫ります。

場所: オンライン(アーカイブ視聴可)
または、NPO法人 民間稲作研究所 有機農業技術支援センター(先着20名様) 栃木県上三川町下神主下原233-1

民間稲作研究所の研修施設にて開催します。
会場参加の方には、周辺にある実証圃場などの見学会を予定しています!(13:30~)
会場にて参加ご希望の場合、6月23日(月)までにお申し込みください
※定員(先着20名様)に達し次第締め切りますので、お早めにお願いいたします。

第2回 生きものと一緒のイナ作へ

7月17日(木) 15:00~17:00

宇根豊⽒(百姓・思想家・福岡県糸島市)
服部謙次⽒(元農業普及指導員 新潟県佐渡市)

宇根豊⽒(百姓・思想家・福岡県糸島市)
服部謙次⽒(元農業普及指導員 新潟県佐渡市)

 田んぼの生きものたちに目を向けると何が見えてくるか。生きものとともにある農業技術とは? 虫見板による減農薬や棚田の生きもの調査、トキとの共生の実践から、小さな命を見つめる農法を展望します。

場所: オンライン(アーカイブ視聴可)
または、一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)(先着20名様) 埼玉県戸田市上戸田2-2-2 

第3回 草に負けない田んぼをつくる

8月21日(木) 15:00~17:00

三木孝昭⽒(公財・自然農法国際研究開発センター)

三木孝昭⽒(公財・自然農法国際研究開発センター)

有機稲作成功のカギは雑草対策。そのために秋から始める一連の作業とそのポイントは?

場所: オンライン(アーカイブ視聴可)
または、一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)(先着20名様) 埼玉県戸田市上戸田2-2-2

第1~3回 各2,500円(税込)

全3回一括申し込みの場合6,000円(税込) 

※『みんなの有機農業技術大事典』を購入の方は2,500円(税込)全回ご参加いただけます。

※当日ご都合の悪い場合も、お申し込みいただいた回の録画アーカイブを一定期間ご視聴いただけます。

下記のボタンからリンク先サイト「ピーティックス」を通じて承ります。画面の案内にしたがって、「全3回一括申込」または参加を希望する回のチケットを選択し、お申し込みと決済へ進んでください。
決済方法は、クレジットカード、コンビニ・ATMその他が選べます。

『みんなの有機農業技術大事典』を購入済みの方は、所定の場所に、別途お知らせする「割引コード」を入力することで、2,500円(税込)で全3回分のお申し込みが可能になります。割引コードがご不明の場合は本ページ末尾の連絡先(事務局)へお問い合わせください。

※『みんなの有機農業技術大事典』のご購入との同時申し込みも、上のボタンから可能です。その場合、ピーティックスを通じての決済ではなく、農文協より書籍代および講座参加費のご請求を差し上げます。

8月21日(木)17:00まで(終了済みの回はアーカイブ視聴いただけます)

こちらもぜひご覧ください

共通技術編・作物別編それぞれの書籍について、詳しい紹介を執筆者とともに紹介しています。ご予約もこちらから。


農文協の主張・現代農業2024年10月号 みんなの技術もちよりで、有機農業
 ~『みんなの有機農業技術大事典』発行にむけた、農文協の思い~