「加工講座」今秋開催します!〈終了〉
全国から農産加工を志す方や担い手が集まり、活発な情報交換が行なわれる場が4年ぶりに戻ってきます。今回のテーマは、「農産加工、なぜそうなるの?」
2023年度加工講座
開催概要
農産加工(加熱・調味・保存)をするにあたって、目先の作業に追われてその原理の理解は後回しにしがち。「pHってなんだっけ?」「調味料、味以外の特性は?」「アクは悪?」「発酵と腐敗、熟成の違いは?」「容器って見た目だけで選んでない?」など。いつもの加工を「なぜそうなるの?」という視点で見直してみましょう。
そして、皆さんの加工品について忌憚のない意見を言い合う場、「持ち寄り加工品品評会」も開催します。
これから農産加工を始めたいなと思っている方も、ぜひご参加ください。経験豊富な方々からはたくさんの情報やヒントが得られるはず。あなたの加工のお悩みが解決できるかも!
日時 | 2023年10月14日(土)〜16日(月)2泊3日 |
会場 | 農文協・栂池センター(長野県北安曇郡小谷村 栂池高原スキー場そば) 地図 |
講師 | 尾崎正利さん(福岡県・九州産業大学教授/職彩工房たくみ代表) 事例紹介者: 池田玲子さん(長野市・長野農文協) 長野の食文化とその普及活動 中村優弥さん(小川村・だいず食堂パチョコ) 地大豆を使った農産加工の取り組み |
協力 | 加工ねっと(加工講座参加者で作る自主運営組織) |
テーマ | 農産加工、なぜそうなるの? |
プログラム | 10月14日(土) 13:15 開講 自己紹介・近況紹介 14:30 尾崎さん講義 16:30 栗加工実演(予定) 18:30 夕食 20:30 懇親会(自由参加) 10月15日(日) 7:30 朝食 9:00 持ち寄り加工品評会 (12:00 昼食) 16:00 事例紹介1 18:30 夕食 20:00 加工ねっと総会 21:30 懇親会(自由参加) 10月16日(月) 7:30 朝食 9:00 事例紹介2 12:00 閉講 昼食 片付け 13:30 解散 |
参加費 | 30,000円(税込33,000円) *宿泊費・食事代・保険料込み |
お申し込み方法 | 以下のリンク先の入力フォームに必要事項を記入し送信してください。 https://nbk.tayori.com/f/kakou2023/ 【お申し込み〆切】10月1日(日) |
お支払い方法 | 開催約10日前に事務局より振込用紙をお送りしますので、事前に郵便局またはコンビニからお振り込みをお願いします。 |
【会場までの交通案内】
行き
東京駅から)東京9:04〜大宮9:28〜長野10:41(北陸新幹線)〜バス*
新宿駅から)新宿8:00〜白馬11:42(特急あずさ)〜バス*
関西・中部から)新大阪6:57〜(東海道新幹線)名古屋8:00〜(特急しなの)松本10:41〜白馬11:42(特急あずさ号)〜バス*
バス*)長野11:00〜白馬12:10〜栂池高原12:37(バス停からは車で送迎します)
九州から飛行機)福岡空港8:20〜松本空港9:50 (シャトル便)松本空港10:10〜栂池高原12:35
車)安曇野ICより90分、または長野ICより80分
帰り
バス)栂池高原14:21〜白馬14:50〜長野16:10
東京駅へ)長野17:05〜大宮18:04〜東京18:28
新宿駅へ)白馬15:16(あずさ46号)〜新宿19:08
関西・中部へ)白馬15:16(あずさ46号)〜松本16:54〜名古屋19:17〜新大阪20:06
九州へ飛行機)(シャトル便)栂池14:25〜松本16:50 松本17:20〜福岡19:00
※詳しくは、事務局までお問い合わせください。前日から宿泊を希望される方は、栂池高原内の別の宿泊施設をご紹介します。
講師について
尾崎正利(おざき・まさとし)氏
1970年福岡市生まれ。「有限会社 職彩工房たくみ」代表取締役、九州産業大学教授、食品加工コンサルタント。西南学院大学卒業後、都市計画コンサルタント事務所に勤務。(一社)農文協が主催する加工講座で、長野県飯田の小池手造り農産加工所の経営者小池芳子氏に出会い、農家を基点にする農産加工に目覚める。2003年に工房を設立して独立。九州、中国地方のほか最近は東北地方まで、農産加工のコンサルタントとして講演、現地指導を手がけるかたわら、自らの工房でジュースの加工販売を行なっている。主な著書は『だれでも起業できる 農産加工実践ガイド』(農文協)、『Q&Aでよくわかる知識ゼロからの農産加工入門』(家の光協会)。『季刊地域』31号(2017年秋号)「特集:農産加工 上手に稼ぐ、続けていく/種子を引き継ぐ」にも執筆。
尾崎正利(おざき・まさとし)氏の代表著作
『だれでも起業できる 農産加工実践ガイド』
いまどきの農産加工は「自分らしさの表現手段」という著者。それだけに「安全安心」はしっかり基礎にすえたいとも。だから前半冒頭は包装法と容器の話。ポイントは水と酸素とpHの調整。素材の水を追い出すのが加工品。ついで素材の見極め方、不可欠の温度計・糖度計・pH計、一次加工品をいかす、加工機器の選択とつきあい方、ラベルと表示、運賃対策、加工所建設。後半は素材感を打ち出す加工品として、ジャム、ドレッシング、惣菜、漬物、ジュースの製法を具体的に紹介。
その他の著作は 田舎の本屋さん よりご覧いただけます。