上映会レポート @九州産業大学

日時2024年6月15日(土)
会場九州産業大学 グローバル・フードビジネス・プログラム(福岡市)

九州産業大学では授業の一環で上映。『だれでも起業できる 農産加工実践ガイド』(農文協)の著者で同大学教授の尾崎正利さんが企画しました。ご自身でも畑と農産加工に取り組む尾崎さん。流通や6次産業化を学ぶ学生に、その手前にいる農家・生産者についてちゃんと知ってほしいという思いから開催に至りました。 大学公式サイトはこちら

農家、農文協職員を交えた交流会も

学生と地域の方で満員御礼。上映後の交流会では、筑前町のむぎわらファームの林夫妻と農文協職員が登壇。林さんの農業・加工や農文協の仕事などについてたくさん質問の手が挙がりました。
学生からは「百姓の研究している姿、農業に向き合う姿にすごく関心を持った。見つけた栽培方法を自分だけで囲うことなく周りに教え、命を繋いでいく姿、心持ちが素敵だと感じた」という感想がありました。

むぎわらファームさんの人気のお菓子「黒ぽん」を試食。「筑前クロダマル」のポン菓子で、豆の風味と食感が最高。農産加工って面白い!

寄せられたご感想(一部)

●私は現在農業、百姓の生きかたについて学んでいます。映画のメッセージの他、映像からつたわる何かがハートに染みわたりました。私はこの感動がこの世界の魅力だと思い探究したいと思いました。

●全ての人が共通して言える事は観察力。気候に的して育て方、集めたデータをしっかり活用している事。

●農文協さんならではのネットワークと情報力があってこその素晴らしい映画でした。技と知恵と哲学を持つ方々がどんどん亡くなっていく時代なのでそこをどうしていくか、いつも考えています。ここを受け継ぐためにも農文協さんが持続可能でないといけないと思うんで、こんな時代ですが、がんばってください。共に。

●農家の方のお話しを沢山聞くことができて、とてもいい機会になりました。また何かしらこういうイベントなどがありましたらまた参加したいです。