上映会レポート @長野県上田市
「つくる」と「食べる」の間にあるもの
上映初日6日(土)は上映後、監督の柴田昌平さんとゲスト池田玲子さんによる舞台トークが行なわれました(主催:上田映劇)。
池田さんは長野農文協常任委員。「箱膳」の普及などに長年携わってきた、食農教育の第一人者です。
とっても幸せな時間でした。今日は1人で来たけど、亭主を連れてくるべきだったね。この映画は夫婦で見るべき映画。百姓は夫婦でやるものだから……。
池田さん自身の食農教育の実践もたっぷり語ってくださいました。
「キュウリの生命はどこにある?」って子どもたちに問いかけてるんです。「つくる」と「食べる」の間、日本人が生活の中に息づかせてきた「祈り」、「日本人の根っこ」……。こういうことを今の50代には教えてこれなかった。だから今は孫世代に教え始めてる。
50代って、やらない理由を語りたがるんですよね。僕みたいに(笑)
別会場でタネの交換会も開きました(主催:農文協)
円座になり、それぞれが自己紹介と映画の感想を発表した後、持ち寄ったタネを交換しました。
参加者の感想
- 映画を見て「発酵とは蓄える力だ」と感じました。
- 上野長一さんの言葉に感銘を受けました。「自分らしく暮らしていく人生」……みんなにこの映画のことを伝えたい!