能登から地域の未来を考える 復興とはなにか?

2024年元日の能登半島地震から1年半あまりを過ぎ、地元では公費解体や、集落の集団移転なども始まっています。
石川県穴水町下唐川(しもからかわ)地区では、公営住宅に転用が可能な「石川モデル」と呼ばれる仮設住宅が建設されるなど、全国初の試みもなされています。
ですが「復旧・復興」とは、どのような形であれば実現したといえるのでしょうか。
『能登のムラは死なない』(農文協、第40回農業ジャーナリスト賞受賞)の藤井満さんと、『能登半島記(未完)』(時事通信出版局)の前口憲幸さん。能登の今を追い続けている二人のジャーナリストが対談します。司会には同じく能登にゆかりの深い農ジャーナリストの小谷あゆみさんを迎えます。今年(2025年)2月に農文協農業書センターで開催した藤井さん・前口さんによる好評の対談イベントの第2弾です。
震災以前から能登と深くかかわり続けてきたお三方の視点を通して「能登からはじまる未来への入り口とは」「地域にとってほんとうに必要な復興とはなにか」を語り合います。
●日 時
2025年9月26日(金)18:30~20:00
●講 師
藤井満⽒(元朝日新聞記者、著述業)


1966年、東京都葛飾区生まれ。1990年朝日新聞に入社。静岡・愛媛・京都・大阪・島根・石川・和歌山・富山に勤務し、2020年1月に退社。2011年から2015年まで朝日新聞輪島支局に駐在。
奥能登の農山漁村集落を訪ねてまわり、『能登の里人ものがたり』(2015年、アットワークス)、『北陸の海辺自転車紀行』(2016年、あっぷる出版社)を出版。そのほか単著に『石鎚を守った男』(2006年、創風社出版)、『僕のコーチはがんの妻』(2020年、KADOKAWA)、『京都大学ボヘミアン物語』(2024年、あっぷる出版社)などがある。
前口憲幸⽒(北陸中日新聞七尾支局長)


北陸中日新聞に入社後、ほぼ石川県内で記者道を歩んできた。
北陸本社報道部で警察司法キャップや石川県政キャップ、遊軍キャップ、ニュースデスクなどを務め、さまざま調査報道にも取り組んできた。
2023年3月から七尾支局長。被災した支局で地震取材を指揮している。
司会:小谷あゆみ氏(農ジャーナリスト)

石川テレビ放送アナウンサーを経て2003年からフリーアナウンサー・エッセイスト。
地域と都市をつなぐ農ジャーナリスト。野菜をつくる「ベジアナ」として、農ある暮らし、都市と農村のフェアな関係を発信。アグロエコロジー、農の多面的な価値などをテーマに、講演・取材活動。農林水産省 世界農業遺産等専門家会議委員。
●会 場
●受講料
1)会場またはオンライン参加1500円(税込)*後日、アーカイブ視聴可

2)書籍『能登のムラは死なない』(1,980円) + イベント + 送料(660円)=セット3,800円



3)書籍『能登半島記(未完)』(2,200円) + イベント + 送料(660円)=セット4,020円



4)書籍『能登のムラは死なない』(1,980円) + 書籍『能登半島記(未完)』(2,200円) +イベント + 送料(660円)=セット6,000円




●お申し込みおよびお支払い方法:イベントサイト「ピーティックス」を通じて申し受けます。下記のピーティックスのフォームにチケットと枚数を選択のうえ、画面の指示に従ってお申し込み・決済ください。
お支払い方法は、クレジットカード/デビットカード/プリペイドカード、コンビニ/ATM支払い、PayPal/銀行口座振替が選べます。